Órák · 一年生

32. Japán óra (一年生)

(03.07)

かさじぞう Rövidebb változat: Genki 303. o.

たんご・ Szószedet

おみそか

 

az év utolsó napja
いえ

 

otthon
すんでいる

 

éldegélni
お  じいさん

 

öregapó
お  ばあさん

 

öreganyó
お しょうがつ

 

Újév
お じぞうさま

 

Kő istenségek
お もち

 

rizssütemény
お こめ

 

rizs
うる

 

eladni
かう

 

venni
まち

 

város
むら

 

falu
ゆき

 

ふるぎ

 

régi ruha, gúnya
かさ

 

kalap (esernyő)
かお

 

arc
ねん, とし

 

év
みち

 

út

かさじぞう

今日は、おみそか。
この家(いえ)には、貧(まず)しいおじいさん と おばあさん が住(す)んでいました。
あすは、お正月(しょうがつ)だと いうのに、家(いえ)には、お餅(もち)を   つくための お米(こめ)すら ありません でした。
「この ままでは、お正月(しょうがつ)か むかえられませんねえ… これ を売(う)って、お金(きん)に買(か)えましょう」
「しかたねえへか…」
おじいさんは、ふるぎ を町(まち)へ売(う)りに行(い)くことに なりました。
「じゃ、行(い)ってくるよ。」
「おじいさん、気(き)をつけてね!いってらっしゃい!」
おじいさんは、町(まち)へ むけ、しゅっはつ しました。村(むら)はずれて、たとりついた おじいさん…そこには、この村(むら)を 見(み)まもっている 7人(にん)の おじぞうさまが いました。
「この雪(ゆき)の中(なか)…かわいそうに…さずかし、さむかったでしょう…お供(そな)えするのが、なにもなくて もうしわけ ありません。」
おじいさんは、そう言(いっ)って、おじき を すると、雪(ゆき)の中(なか)を   また すすんで行(い)きました。そして、とうとう、町(まち)に たとりつきました。
「さあ、さあ、きものは、いかがですか。いかがですかあ…古(ふる)いきものですが、じょうぶで、あたたかいですよ!~ さあ、さあ手(て)にとって見(み)てください!」
しかし、 おおみそかの いそがしい中(なか)、 おじいさんの こえに ふりむいて くれる人(にん)は いません。
そして、あっと いうまに日(にち)が くれましたが、ふるぎは一着(いっちゃく)も売(う)れませんでした。
「お米(こめ)か買(か)えんかったなあ…おばあさん、がっかり するだろうなあ…」
「なあ、あんた...」そこにかさうりが こえ を かけてきました。
「いい ふるぎ じゃないか。売(う)れなかったのかい?」
「ぜんぜん だめだったよ...」
「そうかい?なら、どうだろう...わしの かさと あんたの ふるぎ こうかんしないかい?たくさん つくり すぎて、売(う)れのこっちまったんだ。」
「かさ…か…」おじいさんは なやみました。おこめなら まだしも、かさは、おじいさん のほしいもの では、 ありません。しかし、かさやさんの こまった顔(かお)を 見(み)ている うちに、おじいさんの気(き)もちも かわってきました。
「わかった。わしの ふるぎと あんたの かさこうかんしよう...」
「そうかい? ありがとう...たすかるよ。」
「どっこいしょ!それでは、よい お年を な!」
「帰(かえ)り道(みち)...気(き)をつけなされよ。」
そうして、おじいさんは、かさ を  せおって、きた道(みち)を   ひきかえして行(い)きました。
しばらく、ふぶきの中(なか)を   あるいてる うちに、さっきの おじぞうさまの まえまで来(き)ました。
「こんなに雪(ゆき)まみれて、さぞかし、おさむかった ことでしょう。。おかわいそうに… そうだ! はい、これで もう ゆき を  しのげますよ。」
おじいさんは、一人(ひとり)一人(ひとり)の おじぞうさまに かさ を  かぶせて いきました。
「よし、これで さいご…かさが たりて よかった…こりゃ、しまった!一(ひと)つたりないぞお。 あ、 そうだ!!すみませんが、わたしの かさで がまんして ください。
それでは、…」
「おじいさん! かさは どうしたんです?さぞ、さむかったでしょう。」
「いやあ、まいった まいった」
おじいさんは、おばあさんに、これまでの こと を話(はな)しました。
「いいじゃあ、 ありませんか。おじぞうさまが、あたたかく すごして くだされば、充分(じゅうぶん)じゃ ありませんか。」
「ばあさん…」
そして、夜(よる)も ふかわい、除夜(じょや)の鐘(かね)が なり はじめました。あと、わずかて、あたらしい年(ねん)の始(はじ)まりです。
おじいさんと おばあさんが とこに ついて しばらくたった時(とき)です。
「なんだろう...ね?」
『じいさまの家(いえ)は、どこだ? じいさまの家(いえ)は、どこだ? じいさまの家(いえ)は、どこだ? じいさまの家(いえ)は、どこだ?
じいさまの家(いえ)は、ここだ!』
「いったい何(なに)が おこったんだろう?...こりゃ...いったい...もしかして!
そうか。おじぞうさまは、かさの お礼(れい)に…」
そうして、おじいさんとおばあさんは、もらった お米(こめ)で お餅(もち)を   つきました。
「おかげさまで、すばらしい お正月(しょうがつ)が むかえられました。本当(ほんとう)に、ありがとう ございました。」
それからも、二人(ふたり)は、おじぞうさま を大切(たいせつ)に しました。おじそうさまの おかげで、おじいさんと おばあさんは、病気(びょうき)一(ひと)つぜず、なかよく しあわせに暮(く)らしました とさ。

 

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